2010-12-21

パネル展自主企画イベントレポート

2010年12月17日(金)13:00~16:00、PePoの交流スペースにおいて登録団体「布遊びの会」企画の『“ぱっ”とコサージュ』が開催されました。



「布遊びの会」は、着物や帯の残り布などの古布等を活用し、今使える小物にリメイクする団体です。一針一針縫い繋いで作る作品は、心に潤いと癒しをあたえてくれるように感じられます。


講師の金子時江先生(写真 左)の指導のもと、他団体の皆様やPePoスタッフが持ち寄った、きっと思い出があるであろうネクタイも使わせてもらい、今回のネクタイを使ったコサージュ作りが始まりました。

こちらは、バッグに付けたコサージュです。


参加者の方は、金子先生や、当日サポートして下さった会員の竹内さん(写真 右)の丁寧な指導で、一人ひとり違う素敵な作品を作られました。



絹のバイアス仕立てのネクタイは、やわらかい質感が出て、そこに手縫いの温かみが加わり、見事なバラの花弁を作り上げていきます。こちらは、クリスマスバージョン、コサージュのリースです!!



出来上がったコサージュを右胸にさっそくつけてみた参加者のお一人。とても華やいだ雰囲気になりました。


「布遊びの会」は、毎月第一金曜日13:00~16:00 PePoミーティングブースにて講習会を行っています。ご興味のある方はご参加ください。(k)

パネル展自主企画イベントレポート

パネル展第8回に出展の「まえばし元気会議」代表・橋爪博翼さんによる『近代詩・現代詩コンサート』が、12月19日(日)PePo交流スペースにおいて開催されました。橋爪さんは日頃前橋中心街を基点に幅広く活動されているアーティストです。今回は 萩原朔太郎、大手拓次、松本はるかさん、岡さやかさんの詩をデジタル・コードハープの伴奏で歌われました。これは、アナログとデジタルをうまく融合させた、めずらしい楽器です。
萩原朔太郎の詩から、「帰郷」「新前橋駅」「こころ」など、岡さやかさんの詩から「水瓶座」など、メロディをつけて聴く詩は心に深く響きました。

2回に分けて各30分間の演奏と短いものでしたが、皆様熱心に聴いておられました。(R)

近代詩・現代詩に曲をつけて歌うという、とても新しい表現方法がすばらしいので、ぜひみなさんも聴いてほしいと思いました。(M)
前橋プラザ元気21の1F南テラスで、毎月第3日曜日14:00~20:00に橋爪さんの演奏が聴けます。

2010-12-14

パネル展自主企画イベントレポート


パネル展第8回初日の12月13日(月)みどり音楽クラブ主催の『みどり音楽クラブコンサート』がPePo交流スペースにおいて開催されました。会員の方約60名とお客様30名ほどが、四季にまつわる歌を楽しまれました。途中「荒城の月」を梅村美登理先生指揮のもとアカペラで合唱され、深く、聞く人の心に響きました。(先生はとても魅力的な方です。)



角田さん司会の中で前橋市市民活動支援センターに関しても説明していただき、より一層皆様に当センターの役割を理解していただいたように思えます。ありがとうございました。



川口会長をはじめ、皆様の楽しく素敵な歌声を写真でお届けいたします。これからも私たちに懐かしく楽しい歌を多く聞かせて下さい。(R)



みなさん楽しそうに歌われていて、聴いていてとても嬉しい気持ちになりました。アンコールで盛り上がってすばらしいコンサートでした。(M)

2010-12-10

バルーンアート指導者講習会応用編

11月16日のバルーンアート指導者講習会基礎編に引き続き11月26日(金)バルーンアート指導者講習会応用編がPePo会議室において開催されました。
基礎編を受講された方々が多く、本日の神宮先生は教える以上に参加者との交流を大切にされ、仲間の一人として溶け込んでおられました。皆様の実力でどんどん作品が仕上がっていきます。
本日の教室の様子

『オウム』が出来ました。

『丸バルーンオリジナル』個性的な作品が他にも、いっぱい!


『クリスマスリース』本日のメインテーマ。想いはもうクリスマス!


今回もお隣に座られた方々が楽しくお話しながら、よりすばらしいバルーンを制作されました。
神宮先生お忙しい中、本日も本当にありがとうございました。(R)

2010-12-06

『子どもと夢を!』ネットワーク事業

PePo times 22号でもお伝えした、PePo登録団体6団体のネットワーク「多種支援ネットワークづくり実施委員会」。その結成に至った経緯を、SIEN2の富澤さんが教えてくださいました。これから他の団体との連携を考えていらっしゃる団体の方、参考になさってみてはいかがでしょうか。

多種支援ネットワーク実施委員会 構成6団体は以下の通りです。
・NPO法人子どものくらしを守る会
・SIEN2
・NPO法人キャリア倶楽部
・NPO法人住・環境支援ネット
・高崎熱血倶楽部ボランティア
・群馬県JICAシニアボランティアの会

~以下富澤さん談~


多種支援ネットワーク事業は、それぞれが全く別の活動をしていると思われる6つの団体が、「子ども」を1つのキーワードとしてネットワークを組み、それぞれの団体が独自の活動を生かしながら、「子どもと夢を」持てるような環境づくりに一役買いたいと集まって実現したイベントです。

「NPO法人子どものくらしを守る会」の呼びかけで、「SIEN2」が毎月第一土曜日に実施している定例募金に、「NPO法人キャリア倶楽部」の関連女性二人が来てくれている事(一人はPePoさんのご紹介、一人は県庁昭和庁舎で実施の「ランチタイム見に来んさーと」※1で知り合った方) 「NPO法人住・環境支援ネット」は群馬NPO協議会時代※2から、子どもを対象に各地域の歴史的な場所巡りや、富岡製糸場を世界遺産登録に向けて活動をしているのを知っていた事、「高崎熱血倶楽部ボランティア」は、以前、ぐんまNPOフェスティバル※3で隣り合わせて、献血推進の共通項で、今度一緒に何かやりましょうと言っていたのが、実現した事、「群馬県JICAシニアボランティアの会」は、PePoさんで知り合い、アフリカ支援の共通項があった事等がネットワークを組んだ成り行きです。



(PePo註)
※1)ランチタイム見に来んさーと「NPO・ボランティアサロンぐんま」で毎冬開催されるミニコンサート。演奏者も運営者もボランティアのアットホームな企画。今年の「見に来んさーと」ボランティア募集情報はこちら

※2)群馬NPO協議会
 
県内のNPO法人が集まり、運営する団体。県内のNPO法人の健全な発展および会員相互の情報交換などのため、県央・北毛・東毛3地区で、タイムリーな内容での例会や講演会、セミナーなどを開催している。富澤さんは群馬NPO協議会の元事務局長。群馬NPO協議会のブログはこちら

※3)ぐんまNPOフェスティバル
群馬NPO協議会が中心となり開催している、県内NPO法人の交流・情報交換・県民へのPRなどを目的としたフェスティバル。多数の団体が出展する。第3回ぐんまNPOフェスティバルの様子はこちら


(関連URL)
多種支援ネットワークづくり実施委員会のイベント「子どもと夢を!」
第1弾の様子はこちら↓
SIEN2さんのブログ
PePoのブログ
第2弾の様子はこちら↓
SIEN2さんのブログ
PePoのブログ

PePo登録団体イベントレポート

子どもと夢を!『大シャボン玉&バルーン!』


『子どもと夢を!』をテーマにスタートしたPePo登録団体6団体の「多種支援ネットワークづくり実施委員会」主催による第二弾イベント「大シャボン玉&バルーン!」が11月28日(日)青空の下、前橋るなぱあくで開催されました。多くの親子連れ、カップルなどがコーナーの周りを囲み、子どもの背丈の半分ほどのシャボン玉が出来た時は、見ていた人たちも拍手喝さいでした。


バルーンのコーナーにも列ができて、動物などリクエストを出して作ってもらっていました。
群馬テレビの午後6時のニュースにも放映されました。
第三弾は来年2月18日(金)けやきウォーク前橋にて開催されます。(R)

          

2010-11-23

バルーンアート指導者講習会 基礎編

平成22年11月16日(火)PePo会議室にてバルーンアート指導者講習会が行われました! 
講師は、PePoイベント時にお手伝い下さっている神宮先生です。また、前回の講習会に参加された方の中から、6名の方がボランティアとして参加して下さいました。第2回となる今回の講習会には、前回キャンセル待ちで参加が出来なかった皆様の参加もいただき、熱心に作品づくりに取り組んでいらっしゃいました。先生から、バルーンを大切に取り扱って欲しいと、爪切り・洋服の飾り・屋外での注意等への配慮も教えていただきました。



今回は、基本的な動物たち、白鳥・ぞう・ねずみに加え、男の子に人気の剣、女の子向けのお花を作りました。「これいいわね~子どたちが喜びそうね!」参加者の声です。



黒一点!! ボラメン(ボランティアメンズ?)の男性も参加され、楽しそうかつ真剣に取り組んでいらっしゃいました。



前回参加者のボランティアさんが作品を作って下さっています。一度だけの講座を受けた方とは思えないほどお上手です。



本日のメイン!
クリスマスリース!!
今回の講習会は、先生から、地域の冬の大イベント、クリスマス会などに使えるリースのご提案があり、教えていただきました。


できた~!!!
完成~



こちらも前回参加者のボランティアの方。午後の部担当です!!歌に合わせ、バルーンを作るところなど素晴らしい。音も一緒に届けたいですよ~




最後になってしまいましたが、本日の講師の神宮先生です。あちこちのイベントに参加されているということですので、ご存じの方もいるかもしれないですね。午前、午後の楽しい講座を終え、熱心な指導のあまり声枯れされた先生、本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。


11月26日(金)には、バルーンアート指導者講習会の応用編が行われます。まだ、申込受付中ですので是非ご参加ください。お待ちしています。(k)

パネル展自主企画イベントレポート


11月20日(土)、前橋市フォークダンス協会によるイベント「世界の踊りを楽しもう!」がPePo交流スペースで開催されました。


30名ほどの協会員の方や一般参加の方が、「ベッサラビア」(ルーマニア)、「チロルのレントラー」(オーストリー)、「ザ・オール・アメリカン・プロムナード」(アメリカ)など、世界各国の伝統的なダンスを、楽しそうに踊っていました。

当日は隣の中央公民館ホワイエで小学校などの図画工作展が開かれており、絵を見に来た家族連れも、軽やかなステップや音楽につられて、覗いていらっしゃいました。



難しい踊りとなると、手の動きも複雑です。



各国の民族衣装も展示されました。どれも色鮮やかできれい!


前橋市フォークダンス協会のみなさんは、11月28日に行われる「前橋市民軽スポーツフェスティバル」にも参加されるそうです。9:00~12:00、場所は前橋工科大学体育館です。ご興味のある方はぜひ足をお運びください。
(Y)

2010-11-20

PePo登録団体イベントレポート

イベント「LaQブロックであそぼう」
主催:NPO法人グッド・トイ委員会群馬支部

平成22年11月13、14日PePo交流スペースにて標記のイベントが開催されました!
このイベントは、LaQ(ラキュー)という四角や三角の基本パーツと角度のついたジョイントパーツを組み合わせることで、平面だけでなく立体にもなるブロックを使い、様々な作品を作る子ども向けの体験教室です。(写真:イベントチラシ)


参加した子どもたちは見本を見ながら、カラフルな10色のブロックをパチパチ組み合わせて、思い思いの作品を完成させていました。(写真)


子ども向けのおもちゃとはいえども、アイデア次第で無限の形を作ることができるその奥深さから、大人も夢中で楽しんでいました。(写真:展示品の一部)


私もカラフルなコマ作りに挑戦!気がつけば、無言で一心不乱に組み立てていました…。(写真:完成品)


2日間で延べ300名の子ども連れが参加し、大勢の笑顔であふれていました。(写真)(N)

2010-11-17

パネル展自主企画イベントレポート


「安心の住まいづくり相談会」がパネル展第5回における自主イベントとして、11月14日、NPO住まいづくり相談室主催で開催されました。専門のスタッフが相談者に多面的にアドバイスをされました。
これからも相談室を開催されますので、ぜひお立ち寄り下さい。
 参加費は無料です。詳しくはNPO住まいづくり相談室まで。

2010年12月2日追記:
文章を修正しました。    

2010-11-06

パネル展自主企画イベントレポート



11月6日(土)PePo交流スペースにおいて、NPO法人ぐんま緑のインタープリター協会によるパネル展自主企画「ネイチャークラフトを楽しもう」が開催されました。




ネイチャークラフト3種類!!木のネームプレート(下段)・木の人形ストラップ(上段右)・しの笛(上段左)です。温かみのある可愛らしい面々ですね。



子どもたちも真剣に制作しています。一番人気は、しの笛だったそうです!素朴ないい音が聞こえました。




手前で作成しているクラフトは、ブブセラそっくりの音が出るダックコールというものだそうです。面白い音です。


本日、同スペースで定期イベントを開催しているPePo登録団体SIEN2との交流もされていました。人と人が触れ合うと、おしゃべりが始まり、自然と笑顔がこぼれますね。本日の来場者は約80名になりました。


自然の解説者=「緑のインタープリター」のみなさんの技術が光り、大人も子供も興味津々のイベントでした。一日お疲れさまでした。(k)

2010-10-25

パネル展自主企画イベントレポート


10月23日(土)、PePo交流スペースにて、NPO法人国際比較文化研究所の太田所長による「お話しのストリート・ライブ」が開催されました。
タイトルは、「春樹と真知子のすれ違い―多文化共生の基礎を考える―」です。

「春樹と真知子」…ブログをご覧のみなさんはご存知でしょうか??

有名なラジオドラマ『君の名は』の春樹と真知子のすれ違いのように、他文化との交流も最初に出会った時にしっかり気持ちが通じ合わないと、すれ違いになってしまうようです。
日本人は握手する時、つい目をそらしてお辞儀をしてしまいがちだけれど、それでは外国の人には誠意が伝わらない。相手と目を合わせて、しっかり手を握ること。そんな握手の作法のお話から、太田さんの“ストリート・ライブ”が始まりました。



さまざまなトピックから参加者のみなさんが聞きたいものをリクエストし、太田さんがトピックに沿ったお話をされるという形式で、トーク・ライブは進行。お話の一部を紹介すると…


戦死した人の「遺骨収集団」を送るのは日本だけ
→何をもって人の死とするかが国によって違う。遺骨をお墓に埋葬することで弔う日本の文化と、戦死した場所で弔う他の文化との違いがある。

インドネシアは「トイレ先進国」
→ウォシュレットが誕生するずっと前から水で洗う文化があるインドネシア。一方、紙で拭く日本。インドネシア人も日本人も相手の国の文化には抵抗があるけれど、それぞれの文化を尊重したうえで、自分の文化を理解してもらうことが大事。

「いただきます」にあたる英語はない
→アメリカに留学した時、「いただきます」を英語でどう言ったらいいのかわからなくて戸惑った。「いただきます」を言わなければいけないとか、このやり方で食べなければならないとか、「こうすべき、こうあるべき」というマナーにしばられていた。
ホームステイ先のアメリカのお母さんが、「どんな食べ方をしてもいいよ。どんな食べ方でもかならずどこかの国のマナーに合っているから」と声をかけてくれたことに、救われた。「こうあるべき」というマナーから解放された。

どこまで近寄っていいの?
→それぞれの文化で「ここまで近寄っても大丈夫」というボディーゾーンが違う。大抵日本人より欧米の人のボディーゾーンのほうが広いので、ボディーゾーンを超えて近寄ってしまうと、不快感を与えたり誤解を招いたりする。日本人の若い女性がアメリカで道を尋ねるときは、微笑みながら相手のボディーゾーンに入ってしまうと好意があると誤解され、危険な目にあうことも!注意しよう。

「日本帰りの日本嫌い」をつくらないために!
日本に来た留学生が日本を嫌いになって帰っていくことがある。アメリカに行った留学生がアメリカを嫌いになって帰ってくることも。日本へ来た留学生にはぜひ日本人の友達をつくってもらいたい。友達がいればその国は「外国」ではなくなる。多文化共生には他の文化を持つ友達を増やし、他の国に親近感をもつことが大事ではないか。



どのお話も、太田さんのユーモアたっぷりの語り口と外国での長い経験で得た深い見識によって、目からウロコの発見があり、とても面白いものでした。“ストリート・ライブ”だけあって、途中退場もOKという設定でしたが、みなさん最後までお話にひきこまれていました。

PePoにも外国の方がいらっしゃることがありますが、ぜひ日本好きになってもらうべく、良い交流をもっていきたいなと思いました。
(Y)

まち歩き探訪~絹道への想い~

10月23日(土)まち歩き探訪~絹道への想い~を実施しました。登録団体の前橋観光ボランティア会の千木良代表の案内のもと、古の前橋を偲んで歩き始めました。




日本で最初の機械製糸場跡の石碑です。現国道17号、昔の堅町道りは行き止まりになっていて、その突き当たりの「十丁」という油屋の家を借りて試験的に操糸場を開設したそうです。ここが機械製糸場の出発点です!!





才川町通りを北に進むと、旧安田銀行担保倉庫が見えてきます。140坪の倉庫の大きさは日本一で、イギリス積みの煉瓦倉庫は、一年中25度に保たれ、現在も使われています。




繭の乾燥場の跡です。製糸工場に納品する前に繭を高温で処理をするこの施設と多くの工場とを、繭商人たちは出入りしていたそうです。




上毛倉庫跡。現在はクラシードというスーパーマーケットになっています。スーパーの一角に倉庫のレプリカがありますので、出かけたおりには、一度ご覧になってみてください。




交水社、交水堰跡。交水社は、前橋を代表する製糸会社であり、一時は5000人もの従業員がおり、絹の橋を渡り女工さんたちが出かけるので、前橋の街は賑わいを見せていたようです。

春に南コース、今回が北コースのまち歩きでした。秋晴れの中、参加者の皆様は「絹の道」の話を真剣なまなざしで聞きながら歩きました。大変お疲れさまでした。前橋観光ボランティア会の千木良代表ありがとうございました。(K)