2010-08-29

前橋市生涯学習フェスティバル2010に参加




夏休み最後の土日の8月28、29日に前橋市総合福祉会館において前橋市生涯学習フェスティバル2010が開催されました。PePoも2階の一室をお借りして参加しました。
 登録団体である「NPO法人ぐんま緑のインタープリター協会」さんは木で作ったネームプレイト、木の人形ペンダント等、「SIEN2」さんは竹細工、竹笛、「NPO法人子どものくらしを守る会」さんは丸折り紙、ブロックハウス作り、「社)日本スポーツ吹矢協会前橋支部」さんの吹き矢体験、ボランティアで参加のバルーンアート講師神宮さんそして6月にPePoでバルーンアート教室で学ばれた11名のたのもしい助手の皆様と一緒にバルーン作品、2日間約200名の来場者に、日頃の作品作りを楽しんでもらい、またよろこんでいただきました。

PePo登録団体イベントレポート

講演会「『デートDV』って!なに?」
主催:NPO法人ひこばえ(PePo登録団体)、ぐんま男女共同参画センター


平成22年8月11日、ぐんま男女共同参画センターにて開催された、標記の講演会に参加してきました。
若者の交際中におこる暴力、「デートDV」について、DV加害者への教育プラグラムやデートDV防止プログラムを実施する団体「アウェア」代表の山口のり子さんが講演されました。
(講演会の基本情報は、ひこばえさんのホームページからご覧ください→http://www11.ocn.ne.jp/~hikobae/index.html
会場には、女性を中心に約70名の参加者が集まっていました。

DV(ドメスティック・バイオレンス=親密な関係の相手に対してふるう、身体や心への暴力)は大人の夫婦間だけでなく、交際中の若者にもあるようです。アウェアの調査によると、交際中の若者のうち、女性は5人に1人が、男性は11人に1人がDVの被害を受けているそうです。
講師の山口さんは「DVは人権侵害であり、犯罪」と強調し、デートDVとは何なのか、その要因や防止対策などについて、自身の支援経験を踏まえて説明されました。





デートDVの要因として、普遍的なものは、
①力と支配(支配を目的に、暴力を手段とする)
②暴力容認(メディアなど社会のあらゆるところにあふれる暴力容認のメッセージ)
③ジェンダーバイアス(性別役割的差別)
の3点だそうです。これらを「unlearn」(=学び落とす;気づいて、捨てる、やめること)することが必要だということです。
そしてデートDVをなくすためには、「自分らしさ」や「対等・平等・尊重」の意識、「自己決定権(性的自己決定を含む)」、「共感」の姿勢などを学ぶことが重要だそうです。


私は、DVについては多くのケースに触れたことがないので、加害者や被害者の心理に対する理解が深くありませんが、DVを含むあらゆる虐待の根底にあるのは、ものごとの解決を暴力(身体的、精神的)によって行うことを容認する価値観ではないかと思いました。加害者にとっては、お互いの人格を尊重する意識と、相手を思いやりつつ自分の意見を冷静に相手に伝えられるコミュニケーション能力が必要であり、被害者にとっては、自分の人権は守られるべきという意識・知識を持つことが大切なのではと考えました。


今回の講演会を主催した「NPO法人ひこばえ」さんは、女性や子どもたちの一人ひとりが、自分の尊厳を保ち、いきいきと自立して歩んでいけるような精神的、身体的援助を行っている団体です。若い人たちを暴力から守るための今回の講演会は、まさにひこばえさんが取り組んできたテーマにぴったりと合うものであり、同団体にとっても記念すべき講演会になったそうです。

PePoとしても、若者を含む多くの方々が利用する施設として、DVを含む暴力の問題や、一人ひとりがもつ大切な人権の意識について、理解しておく必要があると思いました。非常に勉強になった講演会でした。(Y)

2010-08-12

登録団体定期活動レポート パートⅢ

PePoでは定期的に登録団体主催による多様な教室、講座、イベントが開催されています。
主催者の皆様が直接活動の内容をお知らせしていただく場を設けました。
シリーズで10回ほど予定しています。どうぞお楽しみに!
3回目は ぐんま脳いきいきアートの会さんの「まちなかキャンパス『脳いきいきアート』-臨床美術-」です。
PePoホームページの「イベントなび」でもご紹介しています。


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まちなかキャンパス『脳いきいきアート』
ぐんま脳いきいきアートの会-臨床美術-




認知症や物忘れが心配な方、ストレスが気になる方、臨床美術をおすすめします。
臨床美術は、独自のアートカリキュラムに沿って、絵画や立体造形などの創造的な活動を行なうことで、脳の活性を促し、その人の意欲と存在能力を引き出すことが目的です。誰でも苦手意識なく、楽しく制作できるように工夫されています。

毎月1回講座を開催しています。
毎回季節や身近なものを題材に皆さん楽しく制作しています。

日時:毎月第4日曜日午後2時〜4時(各月毎に募集)
場所:前橋プラザ元気21/3F PePo会議室
講師:NPO法人日本臨床美術協会資格認定 臨床美術士
参加費:1000円
対象:大人(中学生以上)
定員:20名
主催:ぐんま脳いきいきアートの会・前橋商工会議所

参加ご希望の方は、各月毎に事前にお申し込みください。
申込先:前橋商工会議所・商工観光課 TEL027-234-5109 FAX027-234-8031


2010-08-10

PePo登録団体イベントレポート

『キッズフェスタ2010年』

 8月7日、8日に前橋プラザ元気21と中心市街地を会場として子どもむけのイベント『キッズフェスタ2010』が開催されました。
 PePoの登録団体や所縁のある方々がこのキッズフェスタに参加されていましたので、レポートします!
前橋プラザ元気21の3階ホールでの「昔内あそび」、中心商店街での「昔外あそび」を行っていたのは、PePo登録団体「明寿大学 悠々クラブ」の皆さんです。
 悠々クラブの皆さんの手作りによるお手玉や紙鉄砲、あやとり、紙飛行機、折り紙のお花やコマの作り方を教わりながら、ちょっと昔の遊びを楽しむ子どもたち(写真)。



   
 恒例となった中心商店街での『夏休み・あそびの広場』の「手作りおもちゃ」を行っていたのは、去年までPePoイベント「木のおもちゃであそぼう!」にボランティアでご協力いただいていた稲塚さんご夫妻です(このイベントの模様はこちらhttp://www.pepo-c.com/zakuri/zakiri.html)。
 PePoイベントでもおなじみの稲塚さんの手作り木のおもちゃで遊んだり、スーパー竹トンボやガリガリプロペラ作りをしていました(写真)。


『夏休み・あそびの広場』(去年はPePoが一部会場となった)を共催している、PePo登録団体「NPO法人グッド・トイ委員会 群馬支部」の皆さんは、中心商店街で組み立てブロックや羊毛クマ作りなどで子どもたちを楽しませていました(写真)。


 このほかにもPePo登録団体「厩橋CHINDON倶楽部」の皆さんがステージ発表(於前橋プラザ元気21 1階ホール)と、まちなかでのちんどん練り歩きも行っていました。
 PePo登録団体の皆さんの活躍の場所と笑顔がどんどん広がっています♪(赤)

日本赤十字社 義援金・救援金募集のお知らせ

1.山口県・広島県大雨災害の義援金募集

PePoでは、平成22年7月12日からの大雨により被災された方々のために、義援金を受け付けています。義援金は、各県に設置される災害義援金配分委員会を通じて被災者に配分されます。
皆さまの温かい気持ちをお待ちしています。

<受付期間>
山口県大雨災害:平成22年8月20日(金)まで
広島県大雨災害:平成22年8月31日(火)まで

<募金箱設置場所>
前橋市市民活動支援センター事務室入口



2.パキスタン洪水災害救援金

パキスタンでは季節風の影響で7月下旬から降り続く記録的な大雨のため、各地で大規模な洪水が発生しています。日本赤十字社では、被災者の救援活動に役立てるため、救援金の受け付けをしています。

PePoでは現在募金箱を設置しておりませんが、振込口座などから寄付ができます。下記URLをご参照ください。

http://www.jrc.or.jp/contribution/l3/Vcms3_00001708.html

<受付期間>
平成22年9月17日(金)まで

2010-08-02

天狗岩用水と牛込大膳[秋元の殿様と住民の絆]

8月1日(日) 大胡公民館研修室において「かみつけの文化に親しむ会」主催の第14回定例学習会が開催され参加者が熱心に聞き入っていました。
 講師は郷土研究家の阿久津宗二さんで天狗岩用水に関して造詣が深い印象を受けました。
 天狗岩用水は関ヶ原の戦いの後,功をあげ総社領主となつた秋元長朝が領内の荒れた土地に水田を開くために利根川から用水を引く工事を家来・住民と一緒になって開拓した用水掘で400年経った今でも地域を潤しています。
 現在でも総社地区においては秋元まつりがおこなわれているが如何に素晴らしい殿様だったかを伺い知ることができる。(s)