2011-07-24

PePo登録団体イベントレポート

『地域づくり交流フェスタ 2011~地域づくりは仲間づくり』
主催:市内各地域づくり協議会(20団体)および前橋市



平成23年6月26日(日)午後1時より、前橋市総合福祉会館で標記のイベントが行われ、PePoも紹介ブースを設けて参加させていただきました。
今回のフェスタは、「地域づくりの活動の輪を広く市民の皆さんに広げるため、直接地域づくり活動に関わっている関係者はもちろんのこと、より多くの市民の皆さんにイベントに参加いただき、交流による情報交換や仲間づくり、絆づくりをすすめていただきたい」という趣旨で開催されました。

イベント内容は、①ステージ発表 ②地域づくり情報交換会 ③わくわく広場 の3つに分かれ、PePoは「わくわく広場」に出展させていただきました。


NPO法人子どものくらしを守る会さんにいただいた、かわいいパンダのお面をかぶって元気にPR!
たくさんの方がPePoブースに寄ってくださいました。


ステージ発表とわくわく広場には、地域づくり協議会以外のPePo登録団体も参加されました。

各イベントの様子を少しずつご紹介します。

●『日本スポーツ吹矢協会 前橋支部』
ステージ発表で、スポーツ吹矢協会さんのデモストレーションが行われました!!
遠くの的には、風船がついていていて見事に割れました(*^^)v






●『NPO法人ぐんま緑のインタープリター協会』

木のストラップ作り体験が行われています!


出来上がりました!完成です★とってもかわいいですね♪



●笛の名前は、篠笛(しのぶえ)というそうです。アヒルの鳴き声にそっくりな音がでて、会場をより明るく、皆を楽しませてくれました。


●木を使って、ネームプレートづくりをされています!たった1つしかない素敵な作品が出来上がりました。


●ママと一緒に、竹トンボ作り!




●『NPO法人子どものくらしを守る会』
渡邊さんご夫婦です。
「丸おりがみで遊ぼう」をテーマに、丸おりがみを使って、みつばち、鳥、犬、ねずみの4種類を作っておられました!皆さん真剣な眼差しです。とっても可愛い作品達が出来上がりました(^-^)



●「万華鏡をつくろう」《駒形町自治会》

ボランティアで参加されていた高崎経済大学の学生さん達が、会の方々と一緒に楽しそうに万華鏡を作っています。



●『天川地区地域づくり協議会』
「昔遊びをしよう」がテーマで、前橋市のマスコット「ふーちゃん」と、お子さんが一緒に、けん玉で遊んでいる様子です(*^_^*)


●「割り箸鉄砲」他にもベーゴマやおはじき、お手玉など懐かしい昔遊びに、子ども達も喜び、積極的に参加していました。



●「折り紙で独楽をつくろう」皆さん笑顔で楽しんで制作されています!!




●「オリジナルエコバッグをつくろう」NPO法人地球温暖化防止ぐんま県民会議(群馬地球温暖化防止活動推進センター)


ママと一緒にデザインして、ステキなエコバッグが出来上がりました(^◇^)



会場の2階では、「自然・環境」「食」「歴史・文化」をテーマに「地域づくり情報交換会」が行われました。

「食」をテーマにした部屋では、清里まちづくり協議会の「清里焼き」、上川淵地区地域づくり協議会の「古代米のおにぎり」、みやぎ地域づくり交流会の「芋入りケーキ」の試食がありました。どれもおいしく、大好評でした。


3階では、「福祉」「安心・安全」「組織・運営」の分科会で、多くの皆さんが活発に意見交換をされていました。写真は、「福祉」の分科会で前橋市オリジナルの介護予防体操「ピンシャン!元気体操」をされているところです。



最高に盛り上がった地域づくり交流フェスタ2011は、皆の絆をより一層深めるべく「上を向いて歩こう」を全員で合唱して幕を閉じました。会場では東日本大震災被災地・被災者支援寄付金の募集や応援メッセージ募集も行われ、被災された方々との絆も深めたい、という思いを新たにする日ともなりました。

前橋市の地域づくりの熱気を感じるフェスティバルでした。主催者、参加者の皆様お疲れさまでした!!

千羽鶴に復興の願いを込めて

~東日本大震災被災地復興への前橋市民の祈りを千羽鶴に乗せて~

“こころひとつ。響け!日本”をテーマに、第61回前橋七夕まつりを機に、被災地の方々への応援メッセージを込めた千羽鶴を市民が作成しました。
前橋市役所一階市民ロビー、前橋商工会議所一階ロビー、前橋プラザ元気21一階にぎわいホールと前橋市市民活動支援センター事務所前に折鶴・応援短冊作成コーナーが設置されました。




PePoのコーナーにも多くの方が訪れ、鶴を折ったり、短冊に応援メッセージを書いて下さいました。6月1日から3週間で約5千羽が集まりました。
コーナーで折られるだけでなく、元総社学童クラブのお子さんたちを始め、多くの個人、団体の皆様が折り鶴を持参して下さいました。特に個人で何度も来て、何時間も鶴を折り、糸通しをして下さった女性の方がいらっしゃいました。本当にスタッフ一同感謝しています。





ボランティア団体、市職員で50羽毎の糸通しを予定していたのですが、予想を上回る数の約1万7千羽の折り鶴が集まり、7月8日前橋で開催される「全国七夕サミット」に向けての完成が急がれていました。
そんな時、PePo登録団体の『明寿大学 悠々クラブ』さんが助け舟を出して下さいました。
6月23日に約5千羽(85連)、6月27日に約3千羽(59連)、2回共20名近くの会員さんの協力で千羽鶴が完成しました。



色ごとに仕分けしてきれいなグラデーションにします。




前橋プラザ元気21の1階に飾られた千羽鶴です。



『明寿大学 悠々クラブ』の方の短冊も!




7月8日(金)「全国七夕サミット2011 in 前橋」が始まりました。
仙台七夕まつり、福生七夕まつり、いせさき七夕まつり等七夕祭りが盛んな全国7市の関係者や前橋市民出席のもと、千羽鶴2万羽が高木市長より仙台七夕まつり協賛会実行委員会へ手渡されました。


『明寿大学 悠々クラブ』の会長さんの姿もありました。



今年の前橋七夕まつりは7月7,8,9,10日に開催され、暑い中、竹の飾り、創作飾りと今年も見ごたえのある作品が七夕を彩りました。
PePo登録団体『SIEN2』さん『NPO法人 子どものくらしを守る会』さんの作品も見つけました。

 



仙台市では8月6~8日に「復興と鎮魂」をテーマに仙台七夕まつりが開かれます。
どうか皆の想いが届きますように!

2011-07-20

「NPOの基礎セミナー」でのご質問に対する回答(H23年6月19日開催)

平成23年6月19日、今年度最初のNPOの基礎セミナー「NPOってな~に?」を開催いたしました。当日はたくさんの方にご参加いただき、ありがとうございました。
お寄せいただいた質問の中から、セミナー中に回答できなかったご質問について、回答いたします。
(掲載が大変遅くなりまして、申し訳ございません。)


Q: 
NPO法人が市や県からセミナーや講習を委託されるには、どういった手順を踏んでいるのですか?


A: 
今まで行政の事業を受託したことがないNPO法人が新たに受託しようとする場合、公募事業に応募するのが一般的です。

公募事業で代表的なものは、群馬県が行う「NPO協働提案パイロット事業」です。パイロット事業は、「県民ニーズを踏まえたテーマを設定して、NPOからの企画提案を募集し、NPOと県が相互に関わりを維持しながら課題解決に当たっていくものであり、『協働』をモデル的に実践しようとするもの」です。詳しくは県NPO・ボランティア推進課のホームページをご覧ください。http://www.npo.pref.gunma.jp/kyoudou.php
他にも行政が事業公募をしている場合がありますので、関係する県や市の担当課のホームページを参照してみてください。

また、法人が持っている企画を直接県や市に提案するのも一つの方法です。
前橋市では、法人からの企画提案も随時受け付けるそうです。直接市に提案いただいてもよいですし、PePoにご相談いただければ担当課に取り次ぎます。
なお、前橋市では今年度、市とNPOとの協働事業の公募を行う予定です。詳細が決まりましたら、市やPePoのホームページなどでお伝えします。

2011-07-08

登録団体の東日本大震災支援情報(3)

東日本大震災より四ヶ月が過ぎようとしています。多くの方が個人の立場で、又組織、団体の立場で被災地、被災者の方々の支援を行われている事と思います。
PePoも義援金募金箱の設置、ボランティア募集・復興支援情報の発信等出来ることを行っています。
何を必要とされているか? 何が出来るか? 自ら問いながら日々模索しています。
引き続き活動されている団体の活動を紹介させていただきます。私たちに何ができるのか、一緒に考えてみませんか。


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今回は『特定非営利活動法人 カドリーベア・デン・イン・ジャパン』をご紹介します。
カドリーベア・デン・イン・ジャパンさんは、テディベアを通じ、人の心に温もりを与える活動をされています。震災後、群馬県においては県内に避難されている方々とベア作りを行い、宮城県では代表の竹澤さんが6人の僧侶たちと百ヵ日の法要に参加し、被災者の方々にベアを贈りました。

今回は群馬県内での取り組みをご紹介します。

4月28日(木)片品村ボランティアセンターで避難生活をしている方々とベアを作りました。

会員の指導でベア作りが始まりました。


熱心に取り組まれています。


やっと完成!皆で記念撮影。



6月14日(火)、同じ片品村の片品村農協で2回目のベア作りを実施しました。




自作のベアを持って皆で笑顔!


2回目には南相馬市の方々が参加され、各自のベアが誕生しました。
テディベアには作り手の心が反映します。悲しい時は悲しみを受け取り、喜びの時は喜びを倍にしてくれます。こんな力を持つベアが「Good Bears of The World (GBW)※」アメリカ本部より500体以上空輸されてきました。片品村に150体、東吾妻避難所に100体がプレゼントされました。
被災地にも多くのベアが届けられました。次回は、宮城県での取り組みについてご紹介します。

※さまざまな国籍・バックグラウンドを持つ人々が、戦争、天災、事故、火災、病気など不慮の事故に遭遇した方達に心の温もりや安らぎとなるようにテディベアをプレゼントする団体。カドリーベア・デン・イン・ジャパンさんは同団体の日本支部。

2011-07-07

PePo登録団体イベントレポート

『キャンドルナイトinまえばし』
主催:キャンドルナイトinまえばし実行委員会 協力:SIEN2(PePo登録団体)

平成23年6月21日(火)夏至の前夜、前橋プラザ元気21の1階テラスで開催された標記のイベントに参加してきました!
主催の「キャンドルナイトinまえばし実行委員会」につきましては、PePo times24号の『市民活動・エトセトラ』コーナーで活動を紹介させていただきました。

前橋で素敵な時間を共有したい、前橋から失われた大切なモノを見つめようと中心メンバーの若者数名が、夏至と冬至の夜に手作りのキャンドルを前橋の街に灯し始めて、今年で6回目を迎えました。


メンバーも参加者も回数を重ねるごとに増えていき、今年は予想の倍以上の参加者が集まったそうです。
ライブイベント、影絵の上映、大学生によるキャンドル手作り体験など、様々な団体が協力していました。




そして去年からはPePo登録団体の「SIEN2」も協力団体として、紙気球(写真左)を上げたりとイベントの盛り上げに一役買ってきました。
今年は東日本大震災への義援金募金も同時に行いました。



キャンドルのほのかな灯りが揺れる幻想的な雰囲気に、参加者一人ひとりの心の中に、今年は今までにない「想い」も込められていたのでしょう。
3月11日に起きた東日本大震災。被害者への鎮魂の想い、被災者への励まし…。


声には出さなくとも、「想い」はキャンドルの炎と共に心に灯され、新たな形を成していくのかもしれません。
キャンドルにはいろいろなコトを問いかける、見つめなおす、そして「想い」をカタチにしていく…。そういうチカラが秘められている…そんな想いが私たちにも静かに燃えた夏至の前夜でした。
(N)