2010-10-25

まち歩き探訪~絹道への想い~

10月23日(土)まち歩き探訪~絹道への想い~を実施しました。登録団体の前橋観光ボランティア会の千木良代表の案内のもと、古の前橋を偲んで歩き始めました。




日本で最初の機械製糸場跡の石碑です。現国道17号、昔の堅町道りは行き止まりになっていて、その突き当たりの「十丁」という油屋の家を借りて試験的に操糸場を開設したそうです。ここが機械製糸場の出発点です!!





才川町通りを北に進むと、旧安田銀行担保倉庫が見えてきます。140坪の倉庫の大きさは日本一で、イギリス積みの煉瓦倉庫は、一年中25度に保たれ、現在も使われています。




繭の乾燥場の跡です。製糸工場に納品する前に繭を高温で処理をするこの施設と多くの工場とを、繭商人たちは出入りしていたそうです。




上毛倉庫跡。現在はクラシードというスーパーマーケットになっています。スーパーの一角に倉庫のレプリカがありますので、出かけたおりには、一度ご覧になってみてください。




交水社、交水堰跡。交水社は、前橋を代表する製糸会社であり、一時は5000人もの従業員がおり、絹の橋を渡り女工さんたちが出かけるので、前橋の街は賑わいを見せていたようです。

春に南コース、今回が北コースのまち歩きでした。秋晴れの中、参加者の皆様は「絹の道」の話を真剣なまなざしで聞きながら歩きました。大変お疲れさまでした。前橋観光ボランティア会の千木良代表ありがとうございました。(K)

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