活況を呈した座繰り体験イベントの報告です★
本来座繰りは、右手を繭を入れたお湯に入れて繭と糸の方向を調整しつつ左手で糸を巻き上げるという作業を1人で行います。
しかし、今回は右手側の作業を PePo スタッフとボランティアとして参加していただいた茶谷さんが行い、左手側の巻き上げ作業を参加者の皆さんに行っていただきました。
本当は、繭を熱湯で煮て繭から糸を出して・・・という作業があります。
この作業については、去年のイベントに関する記事で紹介していますのでそちらを参照してくださいm(_ _)m
・家蚕座繰り体験と天蚕手繰りトライアル(2009年8月26日 当ブログ)
このイベントでは、座繰り体験だけでなく天蚕や家蚕の説明を行う展示コーナーも設けました。
家蚕の一生を模型で表現したコーナーでは、スタッフや親が子ども達に模型の説明をする一幕もありました。
今年PePoで飼育した天蚕や家蚕についても、(本当は生きている状態で紹介したかったのですが)成虫の遺体(?)を使って説明しました。
天蚕と家蚕の成虫の大きさが異なることに驚いていました。
以下の写真は、天蚕の遺体(?)と記念撮影をしたものです。
羽がボロボロなのは、生きているときに羽を激しくバタつかせたからです。
あしからず。
また、昭和10年頃に作られた前橋市の地図(防災用)も展示しました。
地図を見た人たちは、昔と今の地名の違いや現在の前橋市との比較も行っていました。
ちなみに、(写真ではわかりづらいですが)地図に引いてある赤線は、当時の地区分けです。
さらに、当初予定になかった機織り機の実演+体験も行いました。
機織り機が事務室の隅に置かれていたため、機織り体験の様子を上手く撮れなかったのが悔やまれます。
座繰り体験の様子を撮ることを忘れてしまったのは内緒です。
イベントを通して、昔行われていた養蚕や製糸について懐かしむ人も結構いらっしゃいました。
もちろん、養蚕について今まで知らなかった人にも、驚きと感動があったと思います。
座繰り体験を手伝っていただいた茶谷さん、そして参加していただいた皆さん。
ありがとうございました!
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