2008-01-24

前橋に初雪が…

 1月23日、前橋にこの冬、初めての雪が天から舞い落ちました。雪と聞くと、酒飲みの身としては、ついつい雪見酒を連想してしまい、こたつのなかで、または温泉に体を預け、ほっこりとした気分で杯を傾ぐという至福のひとときを空想し、にんまりしてしまいます。

 今日、前橋に雪がひらり、ひらりと舞い散るなか、元気プラザ21近くの路地をぶらりと歩いてみました。これまで知らなかったおしゃれなお店や昔ながらの情緒漂う居酒屋を見つけ、ちょっぴりうれしくなってしまいました。とくに、底冷えする短い路地に立ち上る湯気を見たときには、心がほんわかと温かくなりました。こうした小さな発見は、観光パンフレットや新聞から得る前橋の姿しか知らない自分にとって、新鮮でした。雪という“天からの特別ゲスト”が、その景観を一層、風情豊かにしてくれたのだと思います。

 同じ景色でも、晴れの日とは違った街の表情が見えました。たとえ小さな風景であっても、天気や見方によって大きく変わることを実感するとともに、歩いてみることの大切さを改めて知りました。そう考えると、前橋には、まだまだ未知の世界がたくさん広がっていると思います。
 これからも、歴史あるこの街を歩き回って、たっぷり堪能していきたいと思います。

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