2008-01-19

糸繰り実演&体験! 子どもたちに好評






















製糸の過程を垣間見る

 「糸がどんどん出ている!」「おもしろい~」。子どもたちのにぎやかな声が、元気プラザ21の1階フロアーに響く。これは、PePo(ペポ)が1月19日に行った糸繰りの一場面。PePoスタッフは、煮出した繭から引き出した糸を、手回しの器具・座繰りで糸枠に巻き取ったりして、製糸の一連の作業を実演した。1個の繭から1200~1500メートルの糸が取れるという。時折、冷たい風がフロアーを吹き抜けるなか、子どもたちが年配者たちも足を止め、「幼いころにお手伝いした」と懐かしそうに目を細めていた。

PePoでは、前橋の経済、文化の発展に大きく貢献した基幹産業・養蚕について知ってもらおうと、繭から糸ができるまでの実演を企画。この日、初めて作業を体験したスタッフは、繭のスペシャリスト・ミスターTさんの指導を仰ぎながら、慣れない手付きで糸を紡いでいた。この催しは今後も、継続的に実施していく予定だ。

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