2010-07-20

PePo登録団体イベントレポート

『公開研修会「多文化共生と持続可能な社会」』
主催:群馬県JICAシニアボランティアの会


平成22年7月18日(日)PePo会議室にて行われた、標記の研修会に参加させていただきました!

講師は、群馬県生活文化部国際課課長補佐の太田祥一氏です。



世界地図を広げ、「経済的に豊かだと思う国」「経済的に貧しいと思う国」それぞれ3カ国ずつ付箋に書いて貼り付けるワーク。見事に、「北半球=豊か」「南半球=貧しい」と分かれました。いわゆる「南北問題」を視覚的に感じました。


群馬県内の多文化共生の現状について、説明を受けました。地域によって、外国籍の方の出身地や職業などに違いがあるようです。それにより地域の課題もさまざまです。


そして、「持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development)」=ESD についての説明がありました。「持続可能な開発」とは、将来の世代のニーズを満たす能力を損なうことなく、現在の世代のニーズを満たすような社会づくりのことを意味しています。
現在「国連持続可能な開発のための教育の10年」期間中ですが、日本での広がりはいまひとつとのこと。いろいろな分野にかかわることなので、あらゆる場面で「持続可能な開発」の考え方が応用できそうです。

参加者の方は「JICAシニアボランティアの会」の会員さんが主でしたが、群馬での多文化共生の現状を知り、ご自身の経験を生かしてそれぞれの地域で出来ることを探していこうと思われたようでした。また、一般参加で大学院生さんも参加し、熱心に質問をされていました。

私も、今後県内の外国籍の方々の生活などをもっとよく知り、多文化共生のために活動するNGO・NPOの方々ともつながってみたいなと思いました。
とても勉強になる研修会でした!

(Y)

2010年9月12日追記:
都合により一部の写真を削除し、文章を若干修正しました。

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